
Mohamed HassanによるPixabayからの画像
こんにちは。サイドFIREに挑戦中!30代サラリーマンのちりすけです。
今回の記事は下記の悩みを持つ方におすすめします。

銀行に預けていても増えないし、なんとなく投資した方がいいって思うけど、何に投資すればいいんだろう?



投資って難しそうだけど、誰でもできる簡単なものはないのかしら。



投資ってリスクがあるけど、なるべくリスクが少ないものがいいな。



結論からいうと、インデックスファンドにほったらかし投資するのがおすすめです。
今回の記事では、
・ほったらかし投資(投資信託)とは?メリット・デメリット
・インデックスファンドとは?
・筆者おすすめのインデックスファンド2選
・積立NISAの活用
の4点について説明させていただきます。



今回の記事を見ることで、20代、30代の方が「このまま銀行にお金を預けたままで大丈夫かな?」という将来の不安を解消できる一助になります。
そもそもほったらかし投資(投資信託)とは? メリット・デメリット
ほったらかし投資(投資信託)
個別の株や不動産などの金融商品を金融会社おすすめの詰め合わせセットにして販売しているもの(投資信託)を定期的に購入する環境を整えたあとは放置して長期間保有する投資のこと。(以降ほったらかし投資と記載します。)
ほったらかし投資のメリットは3つあります。
1 プロの運用会社が運用してくれるため、手間がほとんどかからない。
2 定期的に購入することで時間分散になる。
3 少ない金額で分散投資(投資リスクを減らす手法)ができる。
上記3つのメリットについて詳しく説明します。
まず1つ目のメリットについて、手間がかかるのは、投資信託を定期購入する設定を行う時と売却する時だけです。
2つ目のメリットの「時間分散」とは、投資信託の金額が高い月もあれば、低い月もありますが、一度に買わずに、購入するタイミングを分散することで、購入価格を平均に出来る投資手法のことです。
3つ目の「分散投資」とは、1つの金融商品だけだと価格の浮き沈みが激しいため、逆の値動きをする金融商品を合わせることで、全体の値動きが緩やかになり、リスクを抑えられる方法のことです。
また、通常、1社の日本株を購入するのに安くても1万円程度はかかります。(基本、日本株は100株単位でしか購入できないため)例えば、100社に分散して投資しようとすると安くても100万以上のお金が必要となります。
しかし、ほったらかし投資では、集めた多額のお金を使ってプロの運用会社が勝手に分散してくれます。



日本株と違って、1000円程度から購入できる投資信託も多いです。
反対に、ほったらかし投資唯一のデメリットはコストがかかることです。
コストは主に下記の3つかかります。
1 購入時手数料
投資信託を購入するごとにかかるもの。(場合によってないこともあります。)
2 信託報酬(運用管理費用)
投資信託を保有している間ずっとかかる費用。
投資信託を購入する前には必ず目論見書(商品説明書みたいなもの)で確認しましょう。
3 信託財産留保額
投資信託を解約した時にかかる費用。(場合によってないこともあります。)



つまり、コストはかかるけど、手間がかからず、リスクが抑えられるほったらかし投資をすると良いってことね。
でも、投資信託を選べばいいの?



インデックスファンドを選びましょう。
投資信託なら何を選んでもいいわけではないのです。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは日経平均株価やNASDAQといった特定の株価指数と同じ値動きをすることを目的に設計された投資信託のことです。
これに対して、インデックスファンド以上の成果を出すことを目的に設計されたアクティブファンドという投資信託もありますが、インデックスファンドに比べてコストが多くかかるかつ、大体インデックスファンドの方が成績が良いため、あまりおすすめできません。
ちりすけおすすめのインデックスファンド 2選
「インデックスファンドがおすすめです。」と伝えてきましたが、インデックスファンドも全てが良い商品なわけではありません。
そこで、インデックスファンドの選び方を紹介します。
1 どの指数に沿った動きをするものを選ぶか。
→ 過去の実績を見て判断しますが、おすすめはS&P500か全世界株式(MSCI)です。
2 運用にかかるコストが他のファンド(同じ指数に沿ったファンド)に比べて高くないか。
→ 特に信託報酬(運用管理費用)が高くないかどうかは要チェックです。(0.5%もあったらかなり高いです。)
3 ファンドに資金が集まっているか。(純資産額が高いか)
→ 資金が集まっているファンドの方が、コストが安くなる傾向にあります。
これらを踏まえた、ちりすけおすすめのインデックスファンド2選は下記のとおりです。
※下記情報は2023年9月時点のものになります。
・e MAXIS Slim S&P500
信託報酬 0.093%
純資産額 約2.61兆円
年平均利回り 約11.2%
(S&Pに過去30年投資した場合)
・e MAXIS Slim 全世界株式(MSCI)
信託報酬 0.0576%
純資産額 約1.46兆円
年平均利回り 約8.8%
(MSCIに過去30年投資した場合)
※上記2銘柄の信託報酬および純資産額は日本経済新聞より引用させていただいております。
S&P500の年平均利回りはmyindexより、全世界株式の年平均利回りもmyindexより引用させていただいております。
上記2つのインデックスファンドが選んでいる指数(S&P500と全世界株式)は過去の実績を見ても申し分ありません。
30年間長期投資した場合の実績はS&P500が約11.2%で全世界株式が約8.8%となっております。
また、信託報酬はどちらも0.1%を切っており、インデックスファンドの中でも最安級です。
しかも購入時手数料および信託財産留保額もかかりません。
純資産額についても日本経済新聞の投資信託純資産額ランキングによると、emaxis S&P500が1位、emaxis 全世界株式が3位となっており、かなりの資金が集まっていることが分かります。



実際にちりすけも上記2つのインデックスファンドに投資をしています。
ただし、あくまで投資は自己責任のため、最終的な判断はご自身でお願いいたします。
積立NISAの活用
まず積立NISAが何ものかというと、
積立NISAとは
毎月決まった金融資産を購入し、その資産を運用して出た利益に対して税金を免除してくれる制度です。2024年から、1年に360万円分まで新しく金融資産を非課税枠として購入できます。非課税枠内で購入した金融資産の運用益に対しては税金がかからず、最大1800万まで資産運用していても運用益に税金がかかりません。途中で売買して、現金として引き出すことも可能です。
積立NISAは何にでも投資できるわけではなく、国がおすすめしたファンドでないと投資できませんが、もちろんインデックスファンドは対象に入っています。
このように、積立NISAは毎月積立を行うため、時間分散がきき、長期間保有するほったらかし投資と相性がとても良いのでぜひ活用をおすすめします。



積立NISA制度は、若者世代へ「投資しやすい環境を作るので、年金だけに頼らず、自分で資産を形成してくださいね。」という国からのメッセージなのだろうなと思っています。
まとめ サイドFIREには積立NISAを活用してインデックスファンドにほったらかし投資するのがおすすめ!
サイドFIREを目指す方は仕事以外の収入の柱が必要なので、何かしら投資をして資産運用益を得る必要があります。
その第一歩として今回紹介した「積立NISAを活用しながら、インデックスファンドにほったらかし投資をする」ことをおすすめします。
おすすめする理由3点として、
1 運用に手間がかからない。
2 リスク対策がされている。(定期的に購入することによる時間分散と、対象銘柄を広く分散していることの2点)
3 引き出そうと思えば、いつでも引き出せるかつ、利益に税金がかからない。
ことが挙げられます。
皆さんも一緒にお得かつ手間をかけずにほったらかしながら資産を形成してサイドFIREを目指しましょう。
コメント